灯台かもめ -livingston-

くだらないヒラメキをいつまでも大事にしてきたいもんだ

戦争に反対した祖母の言葉

空が真っ黒になる夢を見た。

 

 

空からいきなり、テーブルが降ってきた。

どんどん大きく近付いてきて、隣の家の裏庭に着地。

 

次にグランドピアノ。

うちの目の前の道路に落ちて、それを避けようとした黒の軽自動車が横転して玄関先に突っ込んできた。

車の前半分がひしゃげて、煙が上がった。

近所の人も集まってきて、みんなで黒の軽から男の人を引っ張り出した。

 

次に空を見上げると、

空が真っ暗になって、遠くに大量の黒い点が現れた。

 

最初は虫かと思った。小さくてたくさんの黒い点々が、ゆっくりのろのろ増えてって、だけどあっという間にこっちに来た。

途中からもうわかってた。

空爆だ。

 

「窓から離れるんだ!伏せろ!」

 

お父さんが言った。

でもなんとなくわかった。もう無理だ。

死にたくない。

 

心の底から怖くなった。

 

 

 

そこで目が覚めたから良かったものの…(´;ω;`)怖かった

 

 

 

姉ちゃんから聞いた話だけど、今は亡き大正生まれのわたしの祖母は、第二次世界大戦中、地元の田んぼにいるときに空襲に遭ったらしい。

 

咄嗟のことで身を隠す場所なんかなくて、田んぼの畦に添うように身を伏せた。

 

死ぬかと思った、って言ってたそうだ。

 

それから、「戦争なんかしちゃいけない」って姉に言ったらしい。

 

 

 

わたしが今日見た夢が、きっとばあちゃんの経験したことそのものなんだろう。

怖かった。本当に怖かった。

 

「戦争なんかしちゃいけない」

他人事の倫理観じゃなく、命を奪われる恐怖を知って心の底から思った。

 

ばあちゃんの願いが、どうか届きますように。